タイトル:「申告書等の控えへの押なつが廃止」

こんにちは!

月日が経過するのはとても早く、あっという間に12月中旬となりました。

今回のコラムは、2025年1月より廃止される制度についてのお話です。

 

国税に関する申告書や届出書などを税務署等へ書面で提出する際、

提出した事実や税務署等がいつ受け取ったか確認等するために控えを添えて提出されていた方はいらっしゃいませんか?

 

近年、国税に関する申告手続等について、オンライン化を推進するなど、

デジタル社会の実現に向けた取組が進んでいます。

 

実際オンライン化は年々進んでおり、

国税庁から公表された「令和5年度におけるオンライン(e-Tax)手続の利用状況等について」によれば、

オンライン利用率として法人税申告は86.2%所得税申告は69.3%との結果が公表されています。

 

この結果や、今後もオンラインの利用が拡大する見込みを踏まえて、

これまで行われてきた書面提出による申告書等の控えへの収受日付印の押なつは、

2025年1月から廃止されることとなりました。

そのため、1月以降の書面提出は、正本(提出用)のみを提出します。

 

なお、当分の間の対応として、希望者には申告書等を収受した日付や税務署名を記載したリーフレットが交付されます(郵送の場合は、切手を貼付した返信用封筒の同封が必要)。

 

書面提出を行った場合に、提出の事実や申告内容等を確認する方法として、

国税庁は次の方法を案内しています。

 

今回お話をした申告書等の控えへの押なつだけでなく、

デジタル化の一環として以前より納付書の送付先が見直しされており、

弊事務所ではダイレクト納付の案内を進めております。

 

不慣れなことは避けてしまいがちですが、少しずつデジタル化を進めていきましょう!

 

 

 

編集者:タカギ

引用元:My komon ニュースレター[2025年1月号]

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