タイトル:「法人設立ワンストップサービス 法人設立登記も可能に!」

令和3年2月より内閣府が運営する『マイナポータル法人設立ワンストップサービス』で新たに定款認証と設立登記の手続きやGビズIDの発行も可能となりました。従来なら法人設立の届出をする際には前もって法務局や公証役場へ出向き法人登記を完了させて、定款や登記事項証明書を添付する必要がありましたが、今回の拡充によりこの手続きが不要となりました。

☆法人設立ワンストップサービスとは?
 法人を設立する際、各省庁に提出等が必要な各種手続きをまとめてオンラインで申請できるサービスのことです。24時間申請が出来ることや各省庁へ来庁する必要がなくなるなど、利便性が高い制度と言えます。
 また、制度内の『かんたん問診』の質問事項に答えることで、その法人に必要な届け出が表示されそのまま申請に進むことができます。

☆法人代表者のマイナンバーカードが必要
申請にあたっては下記に記載しているものが必要です。
・法人代表のマイナンバーカード
・インターネットアクセス端末(パソコン・スマホなど)
・ICカードリーダー
・マイナポータルアプリのインストール

☆注意すること
質問に答えていくことで簡単に申請はできるようになりますが、曖昧なまま答えてしまうことによって、消費税の課税事業者選択届など本来なら必要のない書類を提出してしまうことによって、免税事業者が課税事業者になってしまうなどのケースもあるそうです。
 申請にあたっては、慎重に行っていく必要があります。

詳しくは下記のHPを参考にしてください。
https://app.e-oss.myna.go.jp/Application/ecOssTop/

編集者:フジオカ
引用元:週刊税務通信No.3644

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