タイトル:「電話と電卓のキー配列はなぜ違う?」

税金とは関係ないのですが、私がずっと気になっていたことがあります。   

電話のダイヤルは1.2.3…と左上から始まるのに対し、電卓は左下から始まります。

皆さまはお気付きでしたでしょうか?

仕事柄 電卓を頻繁に使用する私ですが

電話をかける際に押し間違いそうになることがあります。

そこで、なぜ配列が違うのか調べてみました。

電卓の配列はレジスタの配列に由来するため、

数字を打ちやすいように使用頻度の高い「0」を手前から順に配列しているようです。

この電卓の並びはISO(国際標準化機構)によって、世界的に統一されています。

一方で、電話はダイヤル式だった時に指の無駄な動きをしないで

ダイヤルしやすいように「1」から順に番号を並べた配列

としたのが始まりだそうです。

ITU-T(国際電気通信連合の電気通信標準化部門)によって定められており、

こちらも世界共通の配列となっているようです。

それぞれ効率よく数字が打てるように配列したのが始まりのようですね。

余談ですが、電卓も、メーカーによってキーの配列が若干違うことがあります。

多くは「シャープ派」「カシオ派」に分かれると思いますが

シャープ製は「0」が「1」の下にあり、

カシオ製は「0」が「C」の下にあることが多いです。

微妙な違いだと思われそうですが、長年同じメーカーの電卓を使っている人は

違うメーカーの電卓を借りると打ち間違えたりと、かなり使いづらいです💦

私は断然「カシオ派」なのですが、見渡すと「シャープ派」が多いように思います。

皆さまの電卓はどこのメーカーでしょうか?

見比べてみると面白いかもしれません。

 

 

編集者:ミヤモト

 

引用元:一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会(https://mobile.jbmia.or.jp/calculator_dic/dentaku-denwa.htm)

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