まもなく台風シーズンがやって参ります。ここ徳島県でも毎年のように台風のニュースが流れます。
子供のころはワクワクしていたものですが、昨今の台風は猛烈と呼ばれるものが多く被害状況が甚大になっており、
ワクワクするどころか、恐怖を感じるものが多くなりました。
この影響を顕著に受けているのが、損害保険会社です。2018年度以降、甚大災害による保険料の支払額が多額になり、
保険会社の収支は悪化しています。また、建物の老朽化による保険料の支払額も年々増えてきており、
そういった観点から2022年10月以降に契約される保険を対象に平均10.9%もの値上がりになるそうです。
いろいろな物が値上がりしている中、またかという声が聞こえてきそうです。。保険料率による値上げは今に始まったことではなく、
2014年以降すでに4回も行われていました。しかし今回の値上げは過去最高の値上がり率ということですので、家計への影響も大きいです。
また、2014年までは火災保険の最長契約年数が36年だったものが、2015年以降は最長10年、2022年10月以降は最長5年に変更されることになりました。
昨今の甚大災害により自然災害のリスクの長期的な予測が困難になったためと思われます。
我が家も新築した時に36年の契約をしたことを思い出しましたが、それ以降何も考えず生活してきました。
またこちらの影響をもろに受けやすいのが、築年数の古い賃貸アパートを所持しているオーナーさんではないでしょうか?
再度、我が家も含めて補償内容が実態に見合っているか一度、確認する必要がありそうです。
長期的に保険料を抑えるためにも、再度契約内容を見直し比較検討し、
値上がり前の保険料率が適用される2022年9月までに再契約できるようにしたいものです。自然災害はいつ起こるかわかりません。
防災バックを定期的に見直すついでに保険料についても見直したいものです。
編集者:フジオカ
参考資料:TKCリスクマネジメントニュース